一九八二年(昭和五十七年)六月四日付読売新聞の道内面に「19歳女性とモテル 旭川の係長、停職」の見出しの記事が載った。

 「旭川市の婦人の教養を高める仕事などを担当している係長が、十九歳の女性とモテルに行き、事実を知った市から二か月の停職処分を受けていることが、三日明るみに出た」

 記事には、A係長(42)が職場の忘年会で意気投合した市内の店員B子さん(19)と二人だけで二次会をしたあと、モテルに行った。しかし、B子さんは、酒に酔って吐くなどして、間もなく一人で帰宅。それを知ったB子さんの父親がA係長に抗議したため、市の幹部の知るところとなり、停職二カ月に加え、係長から一般職員へ降格させる処分を行うとともに、上司の市民部長も厳重注意処分を受けた、とある。

 今月十五日発売の月刊誌、メディアあさひかわに、市秘書課の四十代の課長補佐が、職場の飲み会の後の二次会で、同課の臨時職員の女性にセクハラ行為に及んだ、という記事が載った。女性はすでに退職していることや、その課長補佐が西川将人市長の高校時代の同級生であることも指摘している。

(工藤 稔)

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