ほぼ一年前、戦後最低の投票率の下、自民党が大勝した衆院選直後の小欄の末尾に、私は次のように書いた。

 ――とにもかくにも、安倍ちゃん・自民党と極右・石原維新の会の連立だけは勘弁して。戦後六十七年の間、ただの一人の戦死者も出すことがなかったこの国に、「英霊」という言葉が復活する。自衛隊が国防軍でなかったから、軍服が肩で風を切る光景を見なくてすんだ。軍人は少し肩身が狭いくらいの社会が健全なのだ。この際、公明党頑張れだ。

 私の認識。公明党の支持母体は創価学会である。創価学会の象徴は池田大作という人である。池田大作さんは、世界平和を説く人である。だから公明党は、平和を掲げる。そして庶民、つまりお金持ちじゃない人たち、生活者のための党である、はずだ。

 その公明党が、自民党と一緒になって特定秘密保護法案の成立にやっきになっている。支持母体である創価学会の、公称八百二十七万世帯会員は、本当にこの法律の中身を理解した上で必要だと判断しているのか。池田大作さんは、それを是としているのか。そして公明党の議員たちは、池田さんの意向を確かめた上で、自民党の「下駄の雪」の役割を買って出ているのか、どうしても聞きたい。聖教新聞でも、公明新聞でもいいから、最近とんと動静を耳にしない池田大作さんの「特定秘密保護法」についてのインタビューを載せてくれないか。

 蛇足と知りつつ「下駄の雪」を軽く解説すると――

(工藤 稔)

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