旭川信用金庫のお札を入れる紙袋を裏返した封筒で、手紙が届いた。パソコン文字で、あさひかわ新聞「柴」君へ とある。ちょっと長いが引用する。

1月13日号の「コロポックル」を読んだ。役所の駐車場に入る順番を市議に抜かされ、その市議を落選させたいと書いていたね。恐らく、永隆橋通りを南から北へ向かって左折で待っていたのを、北からの市議の車が右折で君の車の前に割り込んだようだが、思ったのだがね…

何故そのとき割り込みはいけないことだと注意しなかったんだい?

市議の車は君の前に入ったわけだが、すぐに入庫できないので十分に注意する時間はあったわけだ。何故か、君もマスコミの人だから、あとあと件の市議に取材をする機会もある。つまり怖かったんだね。だったらそんなこと、コラムに書かなければいいのに。つい悔しくて筆誅を加えたわけだ。

つまり君は腰抜けだよ。

これは旭川新聞(原文のまま・筆者注)に限らず北海道経済やメディア旭川にも言えることだけど、君たちは怖い相手には何も書かず、何を書いても文句を言わない官公庁ばかり叩いて金儲けしているね。それが証拠に、地元メディアなら絶対に取材しなければならない、NPO大雪りばぁねっと岡田の事を何故書かないんだい? 怖もて(同)の岡田が怖くて取材できないからさ。

ま、これからも腰抜け新聞を作り続けることだね。文句があるなら反論してごらん。論破するけどね。北のまち新聞社、社主くん、「柴」君なんかではなく私が無給でコラムを書いてあげるよ。(まぁ、腰抜け新聞にそんな度胸はないだろうが)気が向いたら呼びかけて。私の名前は…信金男とでもしておこうか。(引用終わり)

あのぉ、反論するも何も、署名記事に対して匿名の手紙を送り付けて、腰抜け呼ばわりされてもねぇ。笑っちゃうしかないわけで。匿名で言いたい放題のインターネット時代を象徴するようなお手紙、ブラックジョークとして紹介しました。いささかお手軽な枕でごめんなさい。

(工藤 稔)

(全文は本紙または電子版でご覧ください。)

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