北海道ヘンプネット(菊地治己代表世話人)が産業用大麻(ヘンプ)について市民に理解を深めてもらう目的で「北海道ヘンプスクール」を開校します。

 今年三月、大麻研究者免許を取得した松家農園(東川町)の松家源一さんと本紙でヘンプ栽培日記を連載中の菊地さん、栃木の麻栽培農家らが講師となり、松家さんの農園で栽培している産業用大麻を教材に学びます。コースは一般と専門の二コースを設定します。

 一般コースは基礎的な知識の習得です。八月の毎週日曜日に開講し、受講料は大人千円、一家族千五百円(子どもは中学生まで)。高校生は五百円で、学校が許可し、担任かクラブ顧問の引率が必要です。定員は四十~五十人。

 専門コースは産業用大麻の栽培や加工、流通などのビジネス、作物としての産業業用大麻の普及や研究を目指す人が対象です。七月十二日にスタートし、十二月までの全六回、実習や講義を行います。会費は一回五千円(原則として六回分前納)。定員は二十~三十人。

 菊地さんは「一般コースでは、麻への理解を深めてもらうため、夏休み期間中の家族で、ぜひ見学していただきたい」と話しています。

 参加を希望する人は菊地さん(℡090―4874―0354)へ。