画像 市内の飲食業者が、普段食材としている魚や鳥に感謝し、供養の意を表す「魚鳥類供養祭」が二十日、常磐公園の魚鳥記念碑前で行なわれた。

 供養祭は今年で五十七回目。一昨年までは旭川割烹調理師会が主催していたが、昨年から道料理飲食業生活衛生同業組合旭川支部(太田英司支部長)が引き継いで開いている。

 供養祭には、市内の飲食店経営者ら五十七名が参加。僧侶による読経の中、記念碑の前に設けられた祭壇で次々と焼香し、生業の元であり人間の命の源でもある魚鳥類を供養した。

 式典の最後に、参列者全員でコイの幼魚を公園内の千鳥ケ池に放流。魚鳥への感謝を新たにしていた。