画像 市内在住のシンガーソングライターで、FMりべーるのパーソナリティーも務める高橋真樹(まさ)さん(25)が二十二日、東京のレコード会社からCDデビューを果たした。学生時代からの地道な音楽活動が認められてのプロデビュー。高橋さんは、応援してくれた多くの人たちの気持ちを忘れないようにと、これからも旭川を拠点に活動を続けるという。

 高橋さんは八一年(昭和五十六年)札幌市生まれ。札幌開成高卒業後、道教育大旭川校に進学。中学時代にギターを始めたのが音楽との出合い。当初はエレキギターだったが、その後アコースティックギターによる弾き語りのスタイルになった。〇一年から本格的にライブ活動を開始。現在は市内のライブハウス「アーリータイムズ」を拠点に、市内や札幌、東京で年間約百回のライブを行っている。

 そのアーリータイムズのマスター・野澤尚司さんが、FMりべーるのパーソナリティーを務めていることから、〇三年から野澤さんの番組内で「高橋真樹コーナー」を担当し、ラジオパーソナリティーとしてデビュー。現在は水曜日午後八時からの一時間、「高橋真樹の真骨頂」を担当している。

 楽曲のほか、FMりべーるのCMソングや、STVラジオの番組BGMも数多く手がけているという高橋さん。これまで自主制作のCDは五枚ほどリリースしたが、東京でのライブをきっかけに出合ったレコード会社「シックスビートレコーズ」から二十二日「Expressong」(エクスプレソング)のタイトルで、ミニアルバムを全国発売、プロデビューした。

 ミニアルバムは「流れ星」「遠郷(えんきょう)」など五曲入り。故郷への思いを歌った二曲目の「拝啓Sapporo」など、北海道を意識した仕上がりにしたという。

 高橋さんは「活動の基本のライブを続けながら、これからは道内主要都市でプロモーション活動にも力を入れたいです。応援をよろしくお願いします」と抱負を語っている。

 「Expressong」は全国のCDショップで発売中。税込み千二百円。URLはhttp://shinjumt.web.infoseek.co.jp