「第43回暮らし楽しくフェスティバル」が一、二日、キトウシ森林公演家族旅行村で開かれた。

 収穫の季節を町ぐるみで祝おうと、毎年九月初旬に開いている。農畜産物のコーナーに交じって、浜頓別町漁協の協力による「海の幸直行便」が大人気。ホタテ、エビ、毛がにの販売コーナーには大勢の客が詰めかけた。また同町観光の呼び物、砂金掘り体験コーナーには、子どもから大人まで網を何度も水中に入れてはすくい、真剣な表情で砂金を探していた。

 また二百五十店のフリーマーケット、地元産のカボチャ、ジャガイモ、タマネギ、ナス、トマトなどが格安で提供され、テントの前には町内や旭川などから来場した人たちの列が続いていた。

 イベントステージでは農産物重量当てクイズや子ども米パンまき大会、スイートコーン早食い競争などが行われ、訪れた人たちは、秋の気配が漂い始めた一日を楽しんでいた。