画像 旭川市出身の小説家、小路幸也さんの講演会が二十九日午後一時半から、旭川市中央図書館二階視聴覚室で開かれます。

 小路さんは、一九六一年(昭和三十六年)生まれ。十八歳まで旭川で過ごし、その後、札幌の広告制作会社に十四年間勤務しました。二〇〇三年(平成十五年)、旭川のパルプ町を舞台にした「空を見上げる古い歌を口ずさむ」(講談社)が、第二十九回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。今年五月には最新作「シー・ラブズ・ユー」を発表、注目されている新人作家の一人です。

 講演会では、小路さんが自身の作品に込めた思い、小説の魅力、旭川で暮らした思い出など、テーマを決めずにさまざまな話を語ります。

 午後三時に終演予定。入場は無料です。定員は先着百五十人。申し込みの必要はありません。聴講を希望する人は、当日、早めに来場してください。

 詳しくは、旭川市中央図書館(電話22―4174)へ。