画像 旭川木彫・工芸品協会(菅野秀雄会長)の作品展「木彫りの源流2007」が旭川空港一階ギャラリースペースで開かれています。

 空港利用客に“木工の街・旭川”をアピールしようと開かれており、今年で三回目。同協会は市内、近郊に十一人の会員がいて、北海道の木彫品に多い動物を中心に約百十点が展示されている。

 会場には木彫りの代名詞ともいえるクマをはじめ、ネコやフクロウなど様々な動物をモチーフにした作品が並ぶ。またホッキョクグマやペンギンなど旭山動物園の動物たちを表現した「木の動物園」もある。木の温かみを感じてもらおうと、鳥の卵など一部の作品は、実際に触ることが出来る。作家の説明文には点字が付けられ、目の不自由な人にも楽しんでもらえるよう、配慮されている。

 十月十二日まで。会期中の日曜・祝日の午前十時から午後四時までは、会員が説明員として会場に立つほか、木彫の実演も開かれます。