北海道印刷工業組合旭川支部(谷川敞支部長)の第一回印刷の月特別企画展が二十一日から二十三日まで、アッシュアトリウム(一条買物公園)で開かれた=写真。画像

 これまで印刷の月記念行事は、全道を束ねる北海道印刷工業組合が行っていたが、今回初めて支部単位での開催となった。

 旭川には二十四時間稼働している業者もいくつかあり、東京から札幌を越えて旭川の企業が受注するケースも多い。そこで旭川の印刷業界の技術の高さを一般市民に知ってもらう意味も込めて開かれた。

 会場には会員企業が作製した、カタログ、パンフレット、ポスター、カレンダー、チラシから自費出版や自分史の本まで様々なジャンルの“作品”が並んだ。各作品にはコンセプトや製作担当者のコメントが添えられ、何げなく見ているポスター一枚とっても、完成するまでには担当者の試行錯誤や泣き笑いがあることに気付かされる。

 作品はジャンル別に人気投票が行われ、抽選で新米や東川の大雪旭岳源流水、観光名刺台紙などの賞品が当たるとあって、来場者たちは意中の作品に投票していた。