浄土真宗本願寺派誠信寺の住職で、旭川いのちの電話運営委員長の松倉信乗さんの講演会「人のこころ見えますか~傾聴について~」が二十八日午後二時から、大雪クリスタルホール(市内神楽三ノ七)大会議室で開かれます。市保健所の主催。

 日本では、年間約三万人以上が自ら命を絶っていると言います。さまざまな困難を抱えて一人で悩み苦しみ、生きる力を失いかけている人を救うためには、周囲の人たちの迅速で適切な対応が必要です。

 講演会では、講師の松倉さんがカウンセリングに携わってきた経験と事例を紹介しながら、自殺を考えている人を救うための知識を話します。

 四時までの予定。定員は二百人で、入場は無料。申し込み・問い合わせは、市保健所健康推進課精神保健係(電話25―6364)へ。