旭川いのちの電話(塚本隆三理事長)が主催するチャリティーコンサート「心に残る唄」が十一月四日、旭川市民文化会館大ホールで開催されます。

 出演者は三人。ソプラノ歌手の澤田理絵さんは、筑波大附属盲学校高等部音楽科を経て、武蔵野音楽大学音楽学部声楽科を卒業。コンサートやイベントに出演して精力的に活動しながら、音楽大学受験生や声楽愛好家など後進の指導にも当っています。

 ヴァイオリニストの相良おり絵さんは、国立音楽大学に在学中からプロのオーケストラのエキストラとして演奏する一方、自ら主宰する弦楽オーケストラ「エルスト」「ベーラ」のコンサートに出演。また、スタジオミュージシャンとしても活動を続け、宇多田ヒカルやサザンオールスターズ、スマップなどのバック演奏を担当した経歴を持っています。

 作曲家兼ピアニストのみながわちかこさんは、国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業。自作曲がテレビやラジオ、全国のアンサンブルコンサートなどで使われているほか、伴奏者として各種のコンサートやイベントに出演するなど、幅広い活動を続けています。

 当日は午後六時開場、六時半開演。入場料は前売り千円、当日千二百円。収益の一部は、旭川いのちの電話の運営費に充てられます。

 前売りチケットは、冨貴堂本店(市内三ノ八)、こども冨貴堂(市内七ノ八)で扱っています。問い合わせは、旭川いのちの電話(電話25―2143)へ。