春はカタクリやエゾエンゴサクなどの野の花で埋まる突哨山で十四日、紅葉の雑木林の自然を楽しむ「イモ煮会」が開かれます。同山の歴史や生態系について学んだり調査を続けている、突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)の主催です。

 午前十時に、同会が山の一角に所有する「カタクリ広場」(東鷹栖三線二十号、旭川刑務所から二百メートルほど比布寄り)に集合。紅葉が始まった雑木林の散策路を鳥の声や草花、キノコなどを鑑賞しながら二時間ほど歩きます。

 下山後は広場のビニールハウスでイモ煮会です。地元の農家が作った野菜入りの鍋やジャガイモ、搾りたての牛乳を味わいます。一品持ち寄りの会です。漬け物でも、煮っころがしでも、ゆで卵でも、何でもOKです。皆で分けあって、ワイワイいただこうという趣向。飲み物や箸、お碗などは各自持参してください。

 参加費は、保険料を含め五百円。小学生以下は無料です。暖かい服装、長靴など山歩きに向く靴、軍手、天候によって雨具などを用意してください。午後二時頃には散会の予定。

 問い合わせは、出羽さん(電話54―7650)へ。