画像 北海道書道協会旭川地区連合会(金野魯城会長)の第十九回習作展が九日から十四日まで、デザインギャラリーで開かれた=写真。

 平成の幕開けとともに始まったこの作品展。作品は金野会長の石碑から文字を刷り取った珍しい拓本をはじめ、臨書と創作を中心に七十一点。出展者の年代は二十代から八十代と幅広いが、男性は十人程度で、圧倒的に女性の作品が多い。またほとんどが有段者で、レベルの高い作品がそろった。

 ただ展示するだけではもったいないという出展者の声を生かし、今年は初めて批評会を実施。出展者が互いに作品を観賞しながら、良い点や直すべき点を講評し合い、今後の創作活動に生かすという。

 出展者の一人、安西一静さんは「来年は二十回の節目の年になるので、今からより充実した作品展にしたいと思っています」と話していた。