画像 北海道国語教育研究大会旭川大会が十二日、全道の学校関係者や道教育大の学生など約四百五十人が集まって、永山小学校と永山中学校で開かれた。

 この大会は五一年(昭和二十六年)から毎年(五六年までは年二回)開かれている。旭川での開催は〇一年以来六年ぶり。

 大会は「確かな言葉の力と豊かに伝え合う心を育てる国語科授業の創造」をテーマに永山小九会場、永山中七会場で公開授業が行われた。永山小二年三組、石前真司教諭の授業では、詩の書き方を学習。生活の授業でポップコーンを作って食べた体験を、比喩や繰り返しなどの表現を使って、自分の気持ちを素直に表すことを学んだ。

 運営委員長を務めた小島治士・北都中校長は「日本語をしっかり身に付けさせるのが国語科の使命です。子どもにとってコミュニケーション能力の育成にも重要な国語の力を伸ばすために、私たちは大会を通して取り組んでいます」と話していた。