パワーリハビリ機器 社会福祉法人・旭川共生会(髙丸修理事長)が運営する特別養護老人ホーム・身体障害者療養施設「共生園」(東旭川町共栄一二三番地)に、座って台を押すことで足の筋力を強くするパワーリハビリ機器など八点(九百二十万円相当)が整備された。

 今年度初めて、日本自転車振興会から総事業費の半額に当たる四百六十万円の補助を受け、整備した。まず、バイオステップという機器は、上肢のみ、下肢のみの利用が可能なため、多くの人が使用できる。座って行うため、長時間でも運動ができる。

 アクアフェアリーというマッサージベッドは、ウオータータイプの機種で、水圧によりさまざまな部分を揉みほどく。足にウオーターバッグ型の錘(おもり)を付け、寝た状態で全身をマッサージすることができる。

 ほかにも、ウォーキングや軽いランニングができるエアロウォーカーライトは、時間や距離、速度が数字で表示されるため、達成感やレベルアップが実感できるという。

 半田和子総合施設長は「身体障害者の療養施設も併設していますので、さまざまなリハビリ機器が必要です。補助を受けられて本当に良かった。多くの人に使ってもらいたい」と話している。