設立五周年を迎える「あさひかわ第九の会」(石黒勉会長)の演奏会「日本の歌・世界の歌・歓喜の歌(第九)」が十二月二日午後五時から、市民文化会館大ホールで開かれます。

 演奏会は二部構成です。第一部では、四人のソリストが日本の歌・世界の歌を歌います。ソリストの四人は、バリトンの豊島雄一さん、アルトの佐々木智美さん、ソプラノの針生美智子さん、テノールの及川洋治さん。「出船の歌」「この道」などの日本の歌、そして「私のいとしいお父様」「動かないで」など海外作品を歌い上げます。

 第二部は、第一部にも出演したソリスト四人と、あさひかわ第九の会合唱団が共演します。合唱曲「若い街から」「大地讃頌」に続き、交響曲第九番(第四楽章)歓喜の歌を披露します。指揮は森田茂紀さん、ピアノは工藤美智子さんと森薫葉さんです。第九は、道内で初めてピアノ二台による編曲に挑戦します。

 入場料は千円。全席自由です。チケットは市民文化会館、大雪クリスタルホール、ヤマハミュージック北海道旭川店、ミュージックショップ国原二条店などで扱っています。問い合わせは、あさひかわ第九の会(電話26―2067または090―1523―9034)へ。