画像 旭川出身でニューヨーク在住の画家・橋本国康さん(52)と、母親で市内在住の綾子さん(86)の親子展が十三日から十九日まで、NHKギャラリーで開かれた。

 橋本さんは二十七年前からニューヨークに住み、現地の美術館で日本人観光客の案内などをしながら、創作活動を続けている。旭川での作品展は一昨年以来二回目。メトロポリタン美術館内で展示品に見入る入館者の姿を写真撮影して、油絵に起こした作品を中心に展示した。

 綾子さんは書道をはじめ、紙粘土細工、張り絵、樹皮張り絵など多彩な趣味を持つ。「息子と一緒に作品展を開くめったにない機会」と話していた。