画像 平成十九年度秋の褒章受章者のうち、防犯功績による藍綬褒章を受章した市内の西倉久一さん(75)=西倉倉庫社長=への伝達式が十六日、道警旭川方面本部で行われた。

 西倉さんは六五年(昭和四十年)から、居住する大成地区の防犯活動に取り組み、旭川中央防犯協会常任理事、旭川市市民委員会大成地区防犯部会長などを歴任した。今回防犯功績による藍綬褒章受章者は二十六人で、道内からは西倉さんのみ。旭川方面本部管内では〇四年以来二人目。本来伝達は、東京で国家公安委員長から行われるが、西倉さんの健康上の事情から、東京の伝達式と同時に旭川で行われた。

 式では渡辺政則本部長から総理大臣名の褒状と褒章が西倉さんに手渡された。西倉さんは「大成地区は銀座通商店街があり、古くから防犯意識が高い地域です。一緒にやっている人たちが動いてくれて、それでもらえたんだなと思っています」と受章の喜びを話していた。