画像 旭川市学校保健会(辻直昭会長)の平成十九年度研究集会が一日、旭川グランドホテルで開かれ、学校関係者や校医、薬剤師など約百五十人が講演や研究発表で研鑚を深めた。

 冒頭、辻会長が「学校と学校保健医が連携することが、子どもを支えていく上で重要です」と集会の意義を強調。長年にわたって学校保健に功労があった十一個人、一団体と九月に行われた旭川市体力運動能力審査会で優秀な成績を収めた中学二年生十人に辻会長から表彰状が手渡された。

 また、絵本作家のあべ弘士さんが「動物と絵本」と題して特別講演。あべさんは旭山動物園飼育係時代に、ラクダの口の中に手が入ったまま口を閉じられてしまい、手を抜くのにひと苦労した体験や、利口なゾウのエピソードなどをユーモアを交えて披露。参加者は楽しい話に聞き入っていた。