画像 旭川医大室内合奏団(遠藤慶太代表)のメンバーが十一月二十八日、レストラン「アンテナキッチン・コトコト」(東光八ノ三)でコンサートを開き、満員の聴衆を楽しませた。

 食事以外でも来店客に楽しんでもらえる空間を提供したいと「クリスマス前のお楽しみイベント」として同団に呼びかけ、初めて実現した。同団は夏のクリスタルホールでのコンサートをはじめ、病院内コンサートや学園祭で腕前を披露しているが、レストランでの演奏会は初めて。

 十八人のメンバーとトレーナーの加藤夏恵さんが弦楽四重奏をはじめ、バイオリンとチェロ、チェロ二重奏など様々な形態で、「魔女の宅急便」「グリーンスリーブス」「赤とんぼ」「ロンドンデリーの歌」など十四曲を交代で演奏、店内を埋めた約三十人のお客を楽しませた。

 休憩時間には同店スタッフが作ったいなりずしやクッキー、ケーキなどがふるまわれ、集まった客は舌鼓を打ちながら一足早いクリスマス気分を楽しんでいた。