画像 旭川信用金庫のボランティア組織「みんなでやる運動推進委員会」(北野雅子委員長)が十二日、旭川市社会福祉協議会に手縫いおむつ千百九十二枚とタオル五百七十三枚、赤い羽根共同募金二十四万円余りを贈った。

 同委員会は七四年(昭和四十九年)の同信金創立六十周年に設立された「職場改善委員会」が前身。職場ぐるみで集団献血、店舗周辺の清掃活動などを行っており、手縫いおむつの寄贈は発足以来三十四年にわたって続き、活動の中心になっている。赤い羽根募金は昨年から始まり、職員や関連会社に加え、十月、十一月に各店に置いた募金箱に寄せられた、利用客からの募金も合わせて贈った。

 この日は今年五月に同委員会初の女性委員長になった北野委員長(27)らが社協事務所を訪れ、福田正幸事務局長におむつを手渡した。福田事務局長は「手縫いおむつは使うほどに肌になじむので、好んで使われる方が多く、施設にも喜ばれています」と話し、同委員会の長年の取り組みに感謝していた。おむつは同信金の店舗がある市内、近郊と中富良野町の十三施設に贈られる。