画像 財政破綻した夕張市で地域医療にあたる医師・村上智彦さんの講演会が十九日午後二時から、中央公民館(五ノ二十)で開かれます。

 村上さんは一九六一年(昭和三十六年)、歌登村(現枝幸町)生まれ。薬剤師として三年間札幌で勤務した後、金沢医大に入学。卒業後、自治医大を経て、東京の離島や瀬棚町(現せたな町)の診療所などで地域医療の経験を重ねました。

 夕張市の破綻後、巨額の赤字を抱えた市立病院を、再び地域の医療拠点として立て直そうと奮闘する姿が、マスコミを通じて報道されました。現在は夕張市立総合病院の後身である医療法人財団「夕張希望の杜」の理事長を務めています。

 当日は「医療はまちづくりの一環」を持論としながら夕張で地域医療に邁進する村上さんが、地域における健康づくり・健康維持をテーマに話します。

 参加無料。定員百名ですが残席がわずかです。申し込みは中央公民館(TEL31―5218)へ。