作曲家・中田喜直さん(一九二三―二〇〇〇)を記念する第七回「旭川“雪の降る街を”音楽祭」の記念演奏会が二月九日午後二時半から、大雪クリスタルホール音楽堂で開かれます。

 今回はメゾソプラノの中川遊子さんとピアノの菅原奈津子さんを迎え、中田作品を聞かせます。

 中川さんは北見市出身で、道教育大旭川校や東京芸大で学びました。現在はオペラや宗教曲、現代曲など幅広い分野で活躍しています。菅原さんは旭川出身で、平成十七年度の旭川市新人音楽賞を受賞するなど、活躍が期待されています。

 中川さんが「六つの子供の歌」より「うばぐるま」、「烏」、「風の子供」など、菅原さんが「ピアノのための組曲“光と影”」より「ハイライト」、「ある海の物語」、「箏を弾く少女」などを演奏します。また中田さんの妻・幸子さんのトークもあります。

 入場料は全席自由で千円。チケットはヤマハミュージック北海道旭川店、ミュージックショップ国原、ホール売店で扱っています。問い合わせは中田喜直記念演奏会実行委員会の菅野さん(TEL52―2659)へ。