画像 市内の高校に通う外国人留学生四人が九日から十一日まで、桜岡学園(櫻岡勝弘理事長)が運営する三つの幼稚園を訪れ、園児と交流した。

 十日のあしたば幼稚園(長内孝幸園長、末広東二ノ十一)では、冬休み中の登園日で、七十人の園児ほぼ全員が登園。訪問したのは、旭川藤女子高のスー・テング・ヨングさん(18)=マレーシア=と、ステファニー・グリーンさん(17)=オーストラリア=、旭川竜谷高のマーク・クゲルさん(17)=ドイツ=、旭川凌雲高のマシュー・ケイス・ボドウマさん(17)=ニュージーランド=の四人。

 会場には四人の母国の国旗と世界地図が張り出され、櫻岡理事長が国旗の色や図柄の意味を説明し、四人が地図の自分の国に印を付けた。また各国の言葉で表現した動物の鳴き声当てでは、答えの動物の絵が出ると、正解した園児から大きな歓声が上がった。

 スーさんは「子どもたちと一緒に遊べて、とても楽しかったです」と流暢な日本語で答えていた。櫻岡理事長は「世界各地に紛争がある中、小さな頃から国旗や外国の人を大切にする気持ちを持ってほしいと思いました」と話していた。