【東川】石狩市在住で、ピアノ教師をしながら音楽活動を続けている波多野信子さんのコンサート「三番方節が聞こえる」が三月二日午後三時から、永楽寺セレモニーホール(東町二)で開かれる。

波多野さんは一九五一年(昭和二十六年)、東京都東村山市生まれ。大学でピアノを学び、卒業後は劇団に所属。その時に知り合った夕張の男性と結婚。炭鉱街でソロ活動を始め、生活の中から生まれた多くの歌は、聞く人の胸に響く。また九六年には東川町在住の塚田タカヤさん、新得町在住の宇井ひろしさんとアコースティックバンド「たう」を結成、アジア民族音楽祭などにも参加している。

今回のコンサートは、ソロCDの発売を記念して開かれ、塚田さんがゲスト出演する。「三番方節」は炭鉱で作業員が歌う歌の一つ。

入場料は高校生以上千五百円、中学生以下五百円。チケットはフレンドシップながさわ(西町一)、道草館(東町一)で扱っている。問い合わせは永楽寺(TEL82―2828)か、塚田さん(TEL090―7519―9354)へ。