img旭川や近郊のSOHO(ソーホー=個人事業主)の交流組織・旭川SOHO協議会(坂本和士代表)の二月定例会が二十日、中央公民館で開かれた。

同会は偶数月の第三水曜日に会員以外の人も参加できる例会を開いており、情報交換や親睦を深めている。

この日は三人が発表。「SOHOがつくる豊かな地域社会とは」と題して発表したアイリンクの北口浩之社長は、自社の歴史や業務内容を紹介した後、「統計を見ると、事業所数で九九%を占める日本の中小企業は、雇用創出力でも六割を占め、大企業よりも大きいのです」と中小企業が地域社会に果たす役割の大きさを指摘。「大企業は物は大量に売っても、安全・安心の保証は必ずしも十分ではないため、そこをサポートするのも我々の役目の一つ」という、SOHOが取るべき道のアドバイスに、集まった会員らは熱心に耳を傾けていた。