imgJICA(国際協力機構)の「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト07」で永山中学校(三浦渉校長)一年の小嶋真央さんと伊藤萌佳さんが入選、同校も学校賞に輝いた。

このコンテストは国際協力に関して思うこと、出来ることなどのテーマで募集しており、今回は全国から三万点を超える応募があった。昨年春同校に赴任した小林直樹教諭が、一年生を対象に夏休みの課題として応募を呼びかけたところ、ほぼ全員の百四十九人が応募。このうち小嶋さんの「援助と私にできること」、伊藤さんの「幸せのありかた」が入選した。旭川を含むJICA札幌管内で、今回の入選者は二人を含む四人、学校賞は同校と忠和中の市内二校を含む九校。

二月二十五日にはJICA札幌の筧(かけい)克彦所長が同校を訪れ、小嶋さん、伊藤さんと一年生の代表生徒に賞状と副賞のタンザニアの織物を手渡した。

旭川の中学校に赴任した当初から、国際理解教育の一つとして、コンテストの応募に力を入れている小林教諭は今回で応募十年目。「最初の頃に応募した子の中には、海外留学をする人もいて、取り組みのかいがあったかなと思います」と話していた。