img着物リフォームと、藍布・和布のオリジナルウェアを販売するあづま家(や)(川端二ノ四)で、「ひろはま かずとし 言の葉」展が三十日まで行われている。

作者のひろはまさん(59)は、服飾デザイナーなど、数々の職を経験。一九八七年(昭和六十二年)に交通事故に遭い、長期入院中に作品を書き始めた。その翌年から本格的に創作活動を始め、現在までに四十冊以上の著書を刊行しているほか、全国各地で個展、講演会を行っている。

同店の交流は十八年前から。和紙墨で自作の詩と絵が書かれた作品は我流で、のんびり、心地がよい。「自分を大事に、感謝の心をいつも忘れないで欲しい」というメッセージが込められている。

imgオーナーの松本セイ子さんは「環境が変わり心の病にかかりやすい季節だからこそ、心にジンワリと染み込むひろはまさんの作品にふれて欲しい」と話す。

店内には、作者が旭川に来た時に書いた一メートル以上ある大きな作品が展示されているほか、ポストカードや本などのグッズも販売している。

営業時間は午前十時半から午後六時まで。月曜、火曜定休。問い合わせは(TEL54―7326)へ。