画像“寅さん芸人”として知られ、旭川観光大使も務める当麻町出身の原一平さん(69)がこのほど私用で旭川を訪れ、自らが歌った曲「ネオンのねずみ」のCDセールスなど、今年の活動への意気込みを語った。

「ネオンのねずみ」は九八年、当時闘病生活を送っていた妻にささげた「妻よ」のカップリング曲として収録、都会のネズミの生き様を歌った曲だ。今年は寅さんこと渥美清さんの生誕八十周年、自らが寅さんのものまねを始めてから三十五周年の節目の年。さらに「今年はCD発売以来最初のねずみ年」だそうで、東京の演芸場や全国行く先々で、セールスに力を入れたいと語る。

今年は八月に、昨年に続いて市内観光バス「ファンファン」で観光ガイドを務めるほか、旭川に帰って来た時は、市内や出身地の当麻町などの福祉施設の訪問を時間が許す限り行うという。「施設にいらっしゃる高齢者の方に元気を与えたい。笑ってくれると、来て良かったなと思いますね」と話していた。