img第三十九回全道書道展旭川移動展が十九日から二十三日まで、市民文化会館で開かれた=写真。

北海道書道協会(小原道城理事長)の主催。毎年一月の札幌市民ギャラリーでの本展後、道内一都市で移動展が開かれており、旭川での移動展開催は九年ぶり。会場には文部科学大臣賞の齋藤雨城さん(江別)、大賞の渡辺蓬村さん(留萌)ら受賞者をはじめ、旭川、留萌など道北の六地区連合会の会員、会友、さらに公募入選作など二百四点を展示。漢字、かな、篆刻、写経といった全道レベルの秀作が並んだ。

実行委員長を務めた、旭川地区連合会会長で東川町の金野魯城さん(80)は、自らも中華人民共和国駐日本国大使館賞を受賞。「皆さん半年ぐらいかけて何度も書き、それぞれの先生の指導を受けます。上達は数多く書くことです。腕が立って来ると、楽しく、疲れず書けます」と話していた。