img平成十九年度の旭川市新人奨励賞の贈呈式が三月二十六日、旭川グランドホテルで開かれた。

この賞はスポーツ、文化、技術などの分野で著しい実績を挙げた旭川出身か、旭川に縁のある三十歳未満の人を対象に、六七年(昭和四十二年)から始まり、これまで百三十六人が受賞している。過去の受賞者には、元プロ野球投手の星野伸之さん、囲碁の山下敬吾棋聖・名人、今回受賞の上野さんの姉で、アテネ五輪金メダリストの雅恵さんらがいる。

受賞者は柔道の上野巴恵さん(18、旭南高三年)と銃剣道の大野裕美さん(29、陸上自衛隊第二特科連隊)、基礎スキーの佐々木要さん(28、会社員)、書道の西川竜矢さん(21、道教育大旭川校三年)、音楽の南加奈子さん(29、フルート奏者)の五人。

式では西川将人市長から欠席した上野さんを除く四人と、上野さんの代理の管野逸一・旭南高校長に賞状とレリーフが手渡された。受賞者を代表して大野さんが「多くの人に良い影響を与え、子どもたちに希望を与えられることが出来て光栄です。これからもそれぞれの分野で輝き発展するため、より精進したい」と謝辞を述べた。