img上手下手を競わず、自分の言葉で日頃の思いや生活体験を綴る「ふだん記」。この運動は故・橋本義夫氏が一九六八年(昭和四十三年)に提唱。七〇年ごろから全国的な展開をみせ、現在全国で二十五グループが活動している。

旭川グループは八〇年に文友十一人、四十四ページで創刊号を発行。現在のグループ員は二百八十人で、毎号百七十人前後の文友が寄稿している。その四十八号となる『旭川のふだんぎ』が四月上旬発行された。同号では「北海道のふだん記運動の父・斉藤昌淳」を追悼しており、斉藤氏の業績とその生涯に加え、関係者らが斉藤氏を偲ぶ文章を寄せている。

また、創始者の橋本氏に関わる文章や便り、新たに加わった文友の文章など、グループ百四十人、他グループからの寄稿二十七人の計百六十七人が寄稿している。

同号は旭川冨貴堂MEGA店(二ノ七マルカツ六階)と豊岡店(豊岡五ノ七)で千五百円で販売中。

事務局では「市民の多くの原稿をお待ちしています。誰でも参加できます」と寄稿を呼びかけている。四百字詰原稿用紙五枚をメドに、一枚につき千円の発行協力費を負担。

詳しくは、代表の岡田勝美さんまで。(TEL31―1248)