img「真鍋さん」や「真部さん」など、全国各地の「まなべ」姓の人たちが集う氏族会「全国まなべ会」(本部・徳島県美馬市)が二十五日午後三時から、ロワジールホテル旭川で大会を開く。

同会には「まなべ」姓を名乗る人をはじめ、その血縁者など約千二百人が入会している。八一年(昭和五十六年)に岡山県笠岡市の真鍋島で第一回の総会を開いて以来、全国支部の持ち回りで年一回の大会を開いている。二十五日に開かれる旭川大会は二十八回目。「北海道まなべ会」(真鍋敏忠会長)の担当大会としては、九六年(平成八年)の札幌大会に続いて、二回目の開催だ。

同会の調査によると、全国の「まなべ」姓は約二万人で、都道府県別では愛媛、香川、大阪の順に多く、北海道はこれに続いて四番目。道内には約七百世帯が住んでおり、旭川市とその周辺には百三十世帯ほどがいるという。現在、北海道の会員数は約三十人で、旭川と周辺は十人ほど。まだまだ開拓の余地が残っている。

大会告知のため、あさひかわ新聞を訪れた「まなべ」さん四人は、「若い世代の会員が少ないのが当会の悩み。旭川大会を機に、会員増に弾みをつけたいですね」と、和気あいあいとした雰囲気で意気込みを語っていた。

北海道まなべ会の年会費は三千円。入会や大会出席などの問い合わせは、旭川大会地元世話人の真鍋隆志さん(TEL50―2022)へ。