img旭川市科学館(サイパル)が六月から十一月まで、市民科学講座「サラダサイエンス」を月一回の割合で開催します。

第一回目は六月五日。これからシーズンを迎える山菜採りと潮干狩りに合わせ、講座の内容は「山菜の科学」と「貝の科学」。

「山菜の科学」ではこの時期に採取できる主な山菜を取り上げ、アクの抜き方や美味しい二~三種類の山菜料理の作り方を紹介します。また、山菜に含まれる豊富な食物繊維が人体にどのような効用があるかの説明もあります。

「貝の科学」では日本で古来から食材の一つとなってきた貝の全体像を紹介します。生産量世界一を誇るホタテ貝についての説明と貝柱の取り方などの実習もあります。また、貝肉のタンパク質成分を分析し、その特長についての講義もします。

講師は矢沢洋一さん(北海道教育大学名誉教授)ら。五日は午前十時から十二時まで。料金は無料で、定員は二十人(大人)。申し込みは電話(31―3186)でサイパルまで(締め切りは四日)。

なお、次回は七月三日で「食肉と魚肉の科学」の予定です。申し込みは六月二十日から七月二日まで。