日本の月周回衛星「かぐや」から送られたデータを元に、月の地形や月生成の謎に迫る講演会「かぐやが探る月」が二十九日午後二時から、旭川市科学館・サイパル(宮前通東)のサイエンス・シアターで開かれます。

講師は、天文学者の渡部潤一さんです。旭川市博物科学館顧問で、国立天文台准教授・天文情報センター長。一昨年、冥王星の扱いを巡っては、世界中から選ばれた七人の天文学者で構成する「惑星の定義委員会」のメンバーの一員として活躍しました。日本で最も著名な天文学者の一人です。

聴講無料。小学四年生以上なら、誰でも参加できます。定員六十人。申し込みは市科学館(TEL31―3186)へ。