障害のある人たちがクリーニング屋を始めたことから、その地域の人たちとの間で起こったトラブルと理解にいたる過程を描いたストーリー性あふれる映画「ふるさとをください」(冨永憲治監督)が二十一日、二十二日の両日、市障害者福祉センター「おぴった」体育館(宮前)で上映されます。

この映画は「きょうされん(旧称・共同作業所全国連絡会)」の結成三十周年を記念して制作された作品で、脚本はNHKの大河ドラマなどで知られるジェームス三木。和歌山の美しい自然を背景に、娘と父親の葛藤を軸に心優しい人々が繰り広げる笑いと涙に満ちた物語です。

出演は大路恵美、ベンガル、烏丸せつこ、石井めぐみ、中山仁、藤田弓子ら演技派と個性派の俳優陣。

上映は二十一日が午後二時と同六時から。二十二日は午前十時、午後二時、同六時から(開場は三十分前)。前売券は一般千円、障害者・六十五歳以上・高校生八百円、小中学生五百円(当日券は二百円増)。

問い合わせは、あかしあ労働福祉センター(末広二ノ十三、TEL57―0888)へ。