尺八、筝、ギターの三人グループ「遠TONE音」(とおね)のコンサートが二十八日午後六時四十五分から、大雪クリスタルホール音楽堂で開かれます。

「遠TONE音」は八八年に結成。札幌出身の三塚幸彦さん(尺八)、曽山良一さん(ギター)の二人に、山口県出身の小野美穂子さん(筝)が加わり、自らが「北海道音楽」と称する北海道をテーマにした曲の制作や演奏活動をしています。伝統楽器のイメージとは裏腹に、オリジナルのエレクトリック筝など、使用楽器には現代技術と職人技を融合させています。

当日は、ゲスト・パーカッショニストに旭川東栄高校卒業の新村泰文さんを迎えます。ゆったりと包みこみ、流れるような、力強い「遠TONE音」のサウンドに酔う、そんなひとときになりそうです。

一般二千五百円(ペア四千円)、学生・子ども千五百円。チケットはくどう薬局(三ノ二)のほか、市内・近郊にある約九十の店舗などで取り扱っています。問い合わせは遠音を聴く会事務局の大久保さん(090―8274―8501)へ。