環境大臣賞を受賞した市民グループ「緑の探検隊」が七月二十六日午後一時半から、受賞記念の講演会をロワジールホテル旭川で開きます。

同会は、九六年(平成八年)、「みどりの視点でまちづくりを考える」をキーワードに同好会として発足。市内の公園や街路樹の調査、自然観察会や学習会を開いて市民にみどりの大切さをアピールする活動を続けています。これまでに「常磐公園の樹木調査報告」や「みどりのマップ」を刊行しています。そうした実績が認められ、昨年四月のみどりの日に、環境大臣の表彰を受けました。

受賞記念の講演会の講師は、北海道環境財団理事長の辻井達一さん。「緑は必要なのか?―みどりの環境づくり・まちづくりへの挑戦」と題して話します。北大農学部付属植物園の園長も務めた辻井さんは、湿地研究の第一人者。「湿原生態系」(講談社)、「日本の樹木」(中央公論社)などの著書があります。

参加費は五百円。定員は百五十人で事前の申し込みが必要です。午後四時からは、講師を囲んで懇親会も開かれます。会費は三千円。いずれも申し込み、問い合わせは、TEL・FAX66―0603の事務局まで。