旭川市科学館・サイパルで先月開設された「サラダサイエンス」の第二回講座が三日午前十時から、開かれます。

講師は、北海道教育大旭川校名誉教授(生化学・食品栄養学)でサイパルボランティアの矢沢洋一さんです。「食肉と魚の科学」のテーマで学びます。

食糧自給率が三九%と、先進国中ですば抜けて低いというのが日本の食糧事情。講座ではそれをふまえた上で、食肉や魚肉の主要成分であるタンパク質の「電気泳動実験」による分析・比較、また「ピロリン酸」を用いた画期的なハム等の製法発明で知られる安井勉北大名誉教授の研究を紹介します。

ほかに、日本では馴染みの薄い「ブラッド(血液)ソーセージ」の紹介も行われます。

聴講無料。定員二十人ですが、残りわずかです。二日までに同館(TEL31―3186)へ申し込んで下さい。