imgタイヤ販売・修理の(有)旭川タイヤサービス(東鷹栖東一ノ二)が、緑や赤など一風変わった炎の色が美しい「カラーフレイムオイル」の取扱いを始めた。

取材時、六つのランプに火をつけてもらった。ピンクの液体が入ったランプには赤みを帯びた明るい炎が灯り、薄緑色のランプからは淡いグリーンの炎が上がる――。それぞれの色のランプから、普段目にすることのない、不思議な色の炎が現れた。

炎の色は赤・青・黄・緑・紫・橙の六色。形状は現在販売中のランプ型のほか、燃料をジェルで封じ込めた「ジェルキャンドル」も開発中だ。

商品開発、営業販売の中心を担っているのが同社専務の澁谷崇央さん(35)。今年一月に「カラーフレイム」を知り、炎の美しさに魅力を感じた。二月に東京の総代理店と契約を結び、五月からランプ型の販売を開始した。

燃料となるリキッドは水溶性の液体で、ロウソクのロウとはまったく異なる成分。通常の芯では毛細管現象が起こりづらいため、ガラス繊維を束ねた特殊な芯を使用している。また芯を支える部分も金属でなくガラス質を用いており、燃焼反応への影響を少なくする工夫がされている。

現在、同社が最も注力しているランプは、エンジェルの羽根をかたどったタイプ(三十ミリリットルのオイルがセットで千六百八十円)。燃料が液体で容器の形状を問わないため、幅広い商品が可能で、ユニークで気の利いたプレゼントや贈答品としても需要が期待される。

同社は雑貨店や生花店、ブライダル業界をメインに営業活動を展開している。また照明を落とした空間でロマンティックな演出が出来る利点を生かし、パーティー会場、イベントスペースなどへの売り込みにも力を入れたいとしている。

「カラーフレイムオイル」は旭川市内では同社のほか、飲食店の「アッラ ブラーチェ」(一の二十)、子ども服とレディース雑貨の店「ブルータグ」(旭町一ノ八)で販売している。商品についての問い合わせは、旭川タイヤサービスの澁谷専務(090―7058―6606)へ。