img旭川市出身で東京在住の伊勢茜さん(25)がこのほど、自費出版で初の詩集を上梓した。

詩集のタイトルは「黄昏時~Sunset~」。身近な人とのかかわりや、出会い、日々を送る中で感じたあれこれを、インスピレーションの赴くままに詩で表現した。

伊勢さんは旭工高工業化学科卒業後、オーストラリアのシドニーにワーキングホリデーで一年間滞在。その後、旭川や群馬などで生活し、現在は東京のライブハウスに勤務している。

詩作は光陽中三年の頃からだが、詩集の形にまとめたのは今回が初めて。収録した六十三の作品は、東京で暮らし始めた〇五年から〇七年の暮れ頃に書いたものだ。東京について「嫌いではない街。住み始めてから、いろいろと考える時間が増えた」と語る。創作は時間を問わず、心が感じたままに書き留めるという。「読み手の方にも、感じるままに読んで頂けたら嬉しい」。

「黄昏時~Sunset~」は八百円(税別)。喫茶&スープカリーの店「ふわわ」(三ノ八サンライズビル二階・TEL27―5353)で取り扱っているほか、全国の書店で取り寄せが可能だ。問い合わせは文芸社(TEL03―5369―2299)へ。