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旭川出身のJRA騎手、丸田恭介さん(22)が二十日、旭川競馬場で行われたホッカイドウ競馬で騎乗した。丸田さんが旭川競馬場で騎乗するのは七月十六日に続いて二回目。

前回は旭川初騎乗という記念すべきレースだったが、十四頭中十三着と不本意な結果に終わっていた。それだけに今回のレース「JRA交流競争 マゼラン特別」(ダート千六百メートル)には強い意気込みで臨んだ。

騎乗馬のサイアーエフェクト号は十頭中五番人気。スタートから中盤までは無理をせず、やや抑え気味で五番手につける。向こう正面から序々にペースを上げると、三コーナーでトップに立った。そのまま最終コーナー、スタンド前と駆け抜けたが、ゴール直前わずかに差され、惜しくもハナ差の二着となった。

丸田さんの応援に来ていた旭川乗馬倶楽部の諸橋佳宏さん(43)は「本当に惜しい。勝ったと思いましたけどね。でも、また次の機会に喜びが延びたということ」と、一緒に観戦していた丸田さんの祖父母や親戚とレースを振り返っていた。