10日 雪の美術館
12日 クリスタルホール
13日 蔵囲夢で

ウィーン国立大学のミハエル・フリッシェンシュライガー名誉学長らを招いて、毎年開催されている「旭川・ウィーン国際ヴァイオリンセミナー」が今年も七日から十三日まで、大雪クリスタルホールを中心に開催されます。

今回招かれる講師陣はフリッシェンシュライガーさんのほか、東京芸術大学の田中千香士名誉教授と清水高師教授の二人。また、ウィーン国立大学在学中のヴァイオリニスト三人と旭川東高卒のピアニスト、安田里沙さんが室内アンサンブル演奏を披露します。

三人の講師陣から指導を受ける十六人の受講生は公募した中から選出されました。東京芸術大学や東京音楽大学、桐朋学園大学などの在学生らとともに旭川市内から二人の中学生も参加しています。受講生らは毎日のレッスンの合間を縫って、二~三人の組になり市内の小中学校を訪問し、四十分ほどの演奏もおこなうことになっています。十日が朝日、大町小学校、雨紛小中学校、愛宕中学校、十一日が日章、近文小学校、緑が丘中学校です。

十日に雪の美術館(要事前申込)、十二日にクリスタルホール音楽堂(要整理券)で午後六時三十分から、十三日には蔵囲夢(無料)で午後一時から、ウィーン国立音大生と安田里沙さんによる演奏会がおこなわれます。また、十三日午後三時からは、受講生による演奏会がクリスタルホール音楽堂(無料)で開かれます。