憲法九条を守ろうと活動している「9条の会」の事務局長、小森陽一さんの講演会が十月十一日に二回、会場を変えて、それぞれ別の主催で開かれます。

小森さんは一九五三年(昭和二十八年)東京生まれ。成城大教授を経て、現在東大大学院総合文化研究科教授。専攻は日本近代文学。9条の会発足当初の〇四年(平成十六年)六月から、事務局長を務めています。著書に「歴史認識と小説―大江健三郎論」「天皇の玉音放送」「青い空は青いままでこどもらに伝えたい」など多数があります。

当日午前九時半からは、道北母親大会の記念講演として、勤労者福祉会館(六ノ四)で開きます。

同大会実行委員会の主催。「憲法を力に未来をきりひらく!」が演題です。母親、女性を主な対象とし、関連する内容を織り交ぜながら話します。資料代として八百円が必要です。

また午後六時半からは、あさひかわ9条の会などの団体・個人で構成する実行委員会が主催して開きます。場所は旭川地場産センター(神楽四ノ六)。

「みんなで考えよう 憲法の底ヂカラ」をテーマに、小森さんが9条の会の現在の活動内容などに触れながら話す予定です。参加費五百円。

どちらの講演会も、問い合わせは(TEL26―2949)へ。