img振り込め詐欺を未然に防いだとして、旭川信用金庫緑が丘支店(島津修一支店長)に二十四日、旭川東署の加茂幸夫署長から感謝状が贈られた。

同署によると、八月二十六日昼ごろ、六十代の女性が一人で息子へ二百万円を送金しようと受付カウンターを訪れた。女性が「至急振り込み扱い」と書かれたメモを持って慌てている様子に、対応した女性職員が不審を抱き、店内の別室に誘導。その場から息子さんの携帯電話に連絡して確認してもらったところ、覚えがなく、振り込め詐欺が発覚した。

同支店は、今年五月にも携帯電話を手に窓口で慌てて百五十万円を振り込もうとした夫婦の不自然な行動に気づき、振り込め詐欺を未然に防いでいる。

同署で行われた贈呈式に出席した島津支店長は「グループ全体で定期的に振り込め詐欺対策の講習会を開いています。事例をもとに勉強しているので職員も敏感になっていたと思います。今後も未然防止への取り組みは徹底していきます」と話していた。