img道北地区初級障害者スポーツ指導員養成研修会が十一、十二日、市障害者福祉センター・おぴったで開かれた。

北海道障害者スポーツ指導者協議会の主催。旭川や富良野、遠軽の教員や学生、会社員ら二十三人が受講。スポーツ社会学や心理学、指導論などの講義や陸上競技、車椅子バスケットボールなどの実技を学んだ。

体育館で十二日に開かれた実技講習では、岩見沢市の満田つもるさんを講師に、車椅子のスラローム競技に挑戦した。二メートル間隔に設置された棒を倒さずに、前後左右に動き回る車椅子の操作に苦労しながら熱心に取り組んでいた。

旭川市内の看護学校教員、川島忍さん(29)は「後に進むのが思うようにいかず、特に回るのが難しかった」と話していた。

受講生は今月二十五、二十六日に、おぴったと神楽公民館で行われる後半の二日間の研修を受け、日本障害者スポーツ協会公認の初級障害者スポーツ指導員資格の取得を目指す。