旭川大学による市民対象の生涯学習事業「AEL(あえる)市民講座」が十八日と二十日の各日午後六時半から、旭川大学情報ビジネス専門学校(八ノ七)で開かれます。

テーマは「今、生活(くらし)が危ない――転機に立つ福祉問題」です。第一講座の十八日は「貧困の諸相・グローバリゼィションと格差社会」。講師は同大保健福祉学部教授の澤伊三男さん。低所得者層の社会的排除などについて言及し、貧困という事象の分析と対策を探ります。

第二講座の二十日は同大女子短期大学部教授の近藤功さんが講師を務めます。「少子・高齢化と地域福祉のありかた」をテーマに、その将来展望を考えます。

両講座とも、道民カレッジ連携講座です。聴講は無料。申し込み、問い合わせは旭川大学庶務課内AEL事務局(TEL48―3121)へ。