imgガラス作家、西山亮さんの個展が十三日まで、ぎゃらりーきっさ羅布(らぶ)(東光十四ノ二)で開かれている。

西山さんは五五年(昭和三十年)、札幌市生まれ。七七年(同五十二年)から四年間、ガラス工芸家の舩木倭帆氏に師事。八三年(同五十八年)に長沼町で独立し、自身の工房「glashaus(グラスハウス)」を構えた。八七年(同六十二年)、北海道クラフトグランプリ佳作賞の受賞をはじめ多くの賞を受賞。製作歴は今年で二十五年になるが、旭川での個展は今回が初めて。

西山さんの作品はすべてが手吹きの製法によるものだ。重みを感じさせる見た目と裏腹に、手にした感触は軽やか。冷たいイメージのあるガラス素材だが、ほんわりと温かさを感じるような器だ。

ぎゃらりーきっさ羅布のオーナー、日高陽子さんは「師走を迎えて忙しい時季になりましたが、きれいなガラス器に触れて気持ちを豊かにしてもらえたら」と話している。

午前十時~午後五時。七日は休廊。問い合わせは、ぎゃらりーきっさ羅布(TEL31―2558)へ。