旭川大学による市民対象の生涯学習事業「AEL公開講座」が十一日午後一時から、藤田観光ワシントンホテル(宮下七)で開かれます。

午後一時からは第一講座「食糧経済学入門」。講師は同大経済学部教授の橋本一彦さんです。食糧自給率が四〇%を切る日本。その食糧の量、質、価格などについて歴史的、国際的観点から学びます。

午後二時四十分からの第二講座は「高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)入門」。講師は同大保健福祉学部教授の佐野智子さんです。佐野さんは母親を十四年間にわたり在宅で介護しましたが、そのうちの四年間は人工呼吸器による延命でした。その是非を検証し、QOL、幸福な老後のあり方を考えます。

同講座は道民カレッジ連携講座で、二講座受講すると「環境生活」三単位の認定となります。聴講は無料。申し込み、問い合わせは旭川大学庶務課内AEL事務局(TEL48―3121)へ。